なめらかな舌触りと豊かな大豆の香りがおいしい台湾スイーツ・豆花。

今回は、台北市南部エリア・文山区にある豆花店をご紹介します。
台北駅や台北101などがある中心部からは少し離れますが、景美夜市に近いエリアなので、景美や公館の夜市に遊びに行った際に立ち寄ってみるのがおすすめ。

地元密着型の豆花店になりますが、おいしい豆花をいただきながら台湾のローカルな雰囲気を感じられるはずです。

開心豆花が店を構える景美の路地

地域に愛される小さな豆花店

台北駅からMRT淡水信義線に乗り、中正紀念堂駅で松山新店線に乗り換えて5駅目に位置する景美。

このエリアには外国人観光客が訪れるような観光スポットはありませんが、景美夜市をはじめ、地元の人たちが通う飲食店などが立ち並びます。

大通りから少し奥に入ったところに店を構える「開心豆花」もその1つ。

当店は店主1人で営業されているため、トッピングの種類などは多くありませんが、豊かな大豆の香りと店主の心こもった優しい味わいの豆花をいただくことができます。

価格は変更となっている場合があります。

日本語のメニューはないものの、選択肢は非常にシンプル。

・花生豆花(ピーナッツ)
・紅豆豆花(あずき)
・薏仁豆花(ハトムギ)
・紅豆紫米豆花(あずきと紫米)※紫米は雑穀米の一種である紫色のもち米

など、オーソドックスなメニューが揃います。

また綜合(総合)豆花は、ピーナッツ・あずき・ハトムギの中から2つのトッピングを選ぶスタイル。

各メニューに5元プラスすることで追加できる湯圓もぜひ試したいトッピングです。
※湯圓:モチモチ食感のお団子

メニューにある薑汁豆花は冬季限定の商品で、ショウガ風味のシロップでいただく体が温まる一品。
日本より南に位置しながらも意外と寒い、冬の台北を訪れた際にはぜひ食べてみてください。

筆者おすすめの総合豆花。トッピングにはピーナッツとハトムギをチョイスし、プラスで湯圓も追加。

当店の豆花の特徴は、なんといっても大豆の豊かな香りをダイレクトに味わえること。
豆花もトッピングも、良い素材を使って丁寧に作り上げられていることが想像できます。

また、各豆花は1杯55~60元ほど(300円以内)とうれしい価格設定。
ご覧のとおり大きめのお椀に入っての提供で、食べ応えも抜群です。

1人でも食べられる量ですが、食べきれるか不安なときは、2人でシェアするのもおすすめ◎
ちなみに、店内での飲食以外にテイクアウトも可能です。

お店の基本情報

開心豆花が位置するのは、MRT松山新店線「景美駅」1号出口から徒歩約3分のところ。
細い路地に位置する当店ですが、多くの地元の方が豆花を買いに訪れます。

景美駅1号出口

営業時間は夏と冬で異なり、例年なら夏は12:00前後から20:00くらいまで、冬は16:00前後~20:00くらいまでの営業。

ただ、おひとりで営業されているため、営業時間や定休日が頻繁に変わることがあるので注意が必要になります。
※2024年8月現在の営業時間は12:00~20:00、定休日は日曜・月曜

また、19:00ごろになると豆花が売り切れていることもよくありますので、なるべく早めに足を運ぶのがよさそうです。

みなさんも、景美エリアを訪れた際はぜひ足を運んでみてください。

<店舗情報>
開心豆花
住所:台北市文山区萬慶街25-1
アクセス:台北MRT松山新店線「景美駅」1号出口から徒歩約3分
営業時間:季節によって異なる
URL:開心豆花街頭日記 (facebook.com)

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