台湾でぜひ体験したいアクティビティの1つが「エビ釣り」。
エビがかかってから釣り上げるまでのドキドキ感と、釣りたてのエビのおいしさは何度やってもクセになります。
今回は、台北市内でおすすめのエビ釣り場をご紹介。
ビール片手に、台湾のナイトライフとしてお楽しみください。
行天宮駅から徒歩約5分!アクセス抜群のエビ釣り場
やってきたのは。台北MRTの黄色い線の「行天宮駅」。

最寄りは4号出口で、ここから徒歩5分ほどのところにお店があります。
ちなみに、お店のトイレは綺麗とは言い難い(そして和式だったはず)ので、MRTの駅でトイレを済ませておくのがオススメです。

こちらが今回のエビ釣り場「全佳樂釣蝦場」。
夕方の4時から深夜3時まで営業しているので、夜ご飯を食べたあとの夜遊びにもってこい。

入店すると、まずは大きなエビ釣り池が目に入ります。
向かって右手に受付があるので、人数を伝えてレンタルの釣り竿とエサを受け取りましょう。
同店はお1人で営業されているのか、いつも同じ男性のオーナーが対応してくれます。
とても優しい方なのですが、口数が少なく、クールな見た目なので、最初はちょっと怖いかもしれません(笑)
ちなみに、本当に本当に少しだけですが、オーナーは日本語が話せるのだそうです!

釣り竿は、糸・ウキ・針が付いたシンプルなもの。
深さもオーナーが調節してくれるので、完全おまかせで大丈夫です。
1人当たりの料金は、釣り竿・エサ込みで以下のとおり。
1時間:350元(約1,750円)
1.5時間:500元(約2,500円)
2時間:650元(約3,250円)
2.5時間:800元(約4,000円)
3時間:950元(約4,750円)
※現金払いのみの対応
受付時に時間を決める必要はありませんが、その分、自分で時間管理をしておかなければなりません。
入店時間を覚えておき、当日の釣れ具合や料金と相談しながら終了のタイミングを決めてください。
ちなみに私がいつも行く際は、1時間をベースに釣っています。
行く日によって釣れ具合は異なりますが、あまり釣れすぎても食べきれないです。
なので、まずは1時間~1.5時間をベースに考えつつ、物足りなければ延長するのが良いと思います。
もう1度言いますが、時間管理はご自身で行ってくださいね。
いざ、実釣
受付が終われば、指定された椅子に座ります。
隣との間隔や通路が狭く、また荷物置きなどもありませんので、なるべく軽装で行くのがおすすめです。

ありがたいことに、同店には日本語の説明書があります。
それを見ながら、まずは針にエサを付けてみましょう。

エサは小さなエビです。
頭と尻尾を取り、胴体の部分に針を刺してセットします。
針は2本あるので、どちらにもエサを付けてください。
エサを付けたら、いよいよ池の中に仕掛けを投入します。
投入する距離は、手前で釣れることもあれば沖のほうで釣れることもあり、マチマチです。
アタリがなければ、距離を変えながら広く探ってみてください。

エビが食いついたら、ウキに反応が出ます。
ウキがゆっくりと沈んだり、モゾモゾと動いたりしたらアタリのサイン。
すぐに引き上げず、15秒ほど待ってから竿の先をウキの真上にもっていき、少し力をいれてクッと竿を上方向に引き上げます。
この動きを「合わせ」といい、エビの口に針を掛ける動作です。

エビがかかったら慎重に手前に寄せて引き上げますが、けっこう左右にエビが泳ぐので、あまりモタモタしていると隣の人の仕掛けに引っかかってしまいます。
慌てず、でも素早く引き上げることが大切です。

エビはけっこう大きいので、最初はちょっとびっくりします(笑)
釣り上げたら針を外すのですが、これが慣れるまでちょっと大変。
ハサミが付いている足2本を自分の手でしっかり押さえ、口にかかっている針を外します。
このハサミがある足2本をしっかり押さえておかないと、自分の手が挟まれてしまいますので注意が必要。
針を外せたら、上の画像内にある青い網にエビを入れて生かしておきます。
※この青い網は、オーナーが最初に渡してくれるはずです。

エビは、常に釣れるわけではありません。
釣れないタイミングもありますが、そんなのんびりとした時間を楽しむのも釣りの醍醐味の1つ。
ビール片手におしゃべりを楽しんだり、仕掛けを投入する位置を変えてエビの居場所を探ったりしながら、エビとの駆け引きを楽しんでみてください。
※ビールなどの飲み物は、店内の冷蔵庫で販売されています。
釣りたてのエビは格別のおいしさ!
釣りが終わったら、オーナーに終了する旨を伝えます。
※オーナーは、各釣り人の滞在期間をきちんと把握されています。
釣り竿とエサを返却し、いよいよ釣ったエビを調理して食べる時間!

エビを洗い、串に刺し、塩をかけて焼く…という工程になるのですが、最初はちょっと難しいので、おすすめはオーナーに調理をおまかせすること。
50元(約250円)を支払うことで、オーナーが調理してくれます。
エビを渡したら、あとは待つだけでOK!

こんがり良い色に焼きあがったエビ!アツアツです!
釣りたてのプリプリ感と、甘くておいしい身がたまらない◎
自分で釣り上げたエビのおいしさは格別ですよ!
最後に、釣った時間分の料金と調理代(50元)、飲み物代(あれば)を支払って退店しましょう!
店舗情報
全佳楽釣蝦場
住所:台北市中山区錦州街190号
アクセス:MRT中和新蘆線「行天宮駅」4号出口から徒歩約5分
営業時間:16:00~翌3:00
定休日:不定休