この記事にはプロモーションが含まれています。

桃園国際空港から台北の中心部である台北駅方面へ向かう場合、メインとなる移動手段は桃園空港MRT。

台北駅へ向かうMRTの最終便は、第2ターミナル発が23:35、第1ターミナル発が23:37で、台北駅までの所要時間は約50分です。
※この最終列車は各駅停車のため、快速列車に比べて10分ほど所要時間が多くなります。

▼旅行サイト「Klook」では桃園空港MRTのお得なチケットを販売中

Klook.com

MRTの終電後は、24時間運行のバスが便利◎
ということで、今回は桃園国際空港から台北駅まで深夜バスで移動する方法を詳しく解説します!

第1ターミナル地下1階のバスターミナルへ

今回利用した飛行機は、23:50にゲートに到着。第1ターミナルに発着する航空会社です。
入国審査も混雑はなく、受託手荷物を受け取って0:15には外に出ることができました。

今回、桃園国際空港から台北駅まで乗車するのは、國光客運という会社が運行する1819番のバス。

始発は桃園国際空港の第2ターミナルで、その後第1ターミナルに寄り、台北市内のいくつかのバス停を経由して、終点の台北駅に向かいます。台北駅までの所要時間は約55分です。

2024年10月現在、MRT終電後~始発までのバスの時刻表は以下のとおりです。
1819番の時刻ですが、この記事を執筆後に数回ダイヤ改正が行われ、本記事で激しい混雑をお伝えしている0時台・1時台・2時台が増便されています!

以下が1819番の最新の時刻表で、深夜帯のみを抜粋したもの。
時刻は第2ターミナル発のもので、第1ターミナル発は約2分後の発車になります。

深夜帯は、平日・土日祝ともに同じ時刻です。

時刻は第2ターミナル発のもので、第1ターミナル発は約2分後の出発になります。
2時~5時台は、概ね15分~30分間隔での運行です。

※時刻は第2ターミナル発のもので、第1ターミナル発は約2分後の発車になります。

なお、上記の「1819」とは別に、0:10発と1:30発で「1819B」というバスが存在します。
同じく台北駅行きなのですが、経由地が多く、所要時間も70~80分ほどかかりますのでご注意ください。

2便だけ運行がある「1819B」のバス時刻表。同じ台北駅行きなので、特に急ぎでない場合は乗っても問題ありません。

乗車券は、第1ターミナル地下1階の國光客運のカウンターで買うことができるほか、旅行サイト「Klook」ではオンラインでお得なチケットを購入できるので要チェックです!

Klook.com

悠遊カード(ICカード)を利用する場合は、乗り降りの際に車内でタッチします。
今回は悠遊カードを利用し、運賃は片道133元(約665円)でした。

なお、悠遊カードにチャージしたい場合は、空港内のコンビニか、バスターミナル内にある機械でチャージすることができますよ◎

真ん中の機械が悠遊カードのチャージ機。ちなみに、一番右の紫のラインが入った機械では國光客運のバス乗車券を購入することができ、操作は日本語にも対応している。

ただし、機械でチャージする場合、投入金額がすべてチャージされてしまいますので、高額紙幣を入れないように気を付けてください!
※おつりが出てくる機能はありません。

1819番のバスに乗車

バスの乗り場は、バスターミナル内のモニターで確認。
1819番のバスは5番乗り場です。

ここからは、ダイヤ改正による増便前のレポートとなります。

0:30ごろに5番乗り場に行くと、大行列でびっくり!
5番乗り場を先頭に、8番乗り場にかけて長い列ができていました。

あまりに乗客が多く、乗り降りやスーツケースの積み込みに時間がかかり、0:20発のバスがまだ出発していない状態。

この次の0:40発も自分の少し前で満席になり、乗車できたのは0:55発の便。
この0:55の便も、乗降と手荷物の積み込みに時間を要し、空港を出発したのは1:10でした。

ちなみに、1819番のバスの始発は第2ターミナルですが、どの便もほとんど空の状態で第1ターミナルに来ていましたので、バスが来れば、40~50人ずつくらいは列が進んでいきます。

スーツケースなどの大きな荷物がある場合は、バスのトランクに積み込みます。

ドライバーに荷物を渡す際、どこまで行くかを聞かれますので、台北駅まで行く旨を伝えましょう(英語の場合、Taipei Main Stationと伝えればOKです)。

荷物を預けると、写真のようなタグがもらえますので、降車までなくさず持っておきます。

荷物を預けたら、バスに乗り込みましょう。
乗車券がある場合はドライバーに渡してください。
悠遊カードを利用する場合は、車内の黄色の機械にタッチして乗車します。

席は自由席なので、空いているところに着席すればOKです。

0:55発のバスの出発時に車内から撮影した行列の様子。

私が乗車した0:55の便が出発する時点でも、8番乗り場にかけてまだこれだけの行列ができていました。桃園国際空港に到着後は、早めにバス乗り場に向かうのがよさそうです…。

一路、台北市内へ

バスは第1ターミナルを出発後、高速道路に乗って一気に台北市内に向かいます。

台北市内に入ってからは、以下のバス停を経由します。
降りたい場合は降車ボタンを押して意思表示をしてください。

<経由するバス停>
・啟聰學校 日本語訳:啓聡学校
・庫倫街口 日本語訳:庫倫街口
・台泥大樓(馬偕醫院) 日本語訳:台湾セメントビル(馬借医院)
・國賓飯店 日本語訳:アンバサダーホテル

終点の台北バスステーション

1:10に第1ターミナルを出発したバスは、1:50に終点の台北駅に到着。
約40分の道のりでした。

バスは、「台北バスステーション」という大きなバスターミナルの2階に到着します。

悠遊カードを利用している場合は、降車時も忘れずにタッチしてくださいね。

▼バスの到着場所はココ

降車後は、乗車の際にもらったタグの番号と、自分の手荷物に付けられた番号を確認し、荷物の取り間違いに注意します。

荷物を受け取ったら、エスカレーターで1階に下りればバスターミナルの外に出ることができますよ!
気を付けて最寄りのホテル等へ向かってくださいね。

台北駅から桃園国際空港に行くには

★2025年3月15日追記

2025年3月、台北駅⇒桃園国際空港の逆区間も1819番のバスに乗ってみました。

乗車場所は、同じく「台北轉運站(台北バスステーション)」になります。

今回はお昼の12:40のバスに乗車しました。
日中は空港へ行くMRTが運行しているので、バスは概ね40分間隔となっています。

地上から台北バスステーションに入り、1階で掲示板を確認すると、乗り場は4階の409番。

悠遊カードを使って乗車する場合は、チケットは不要なので直接4階へ向かってください。
乗車券が必要な場合は、1階の有人窓口か、同じく1階に設置されている「國光客運」の券売機(多言語対応)で購入します。

乗り場には大きく「409」と書かれており、わかりやすい表示となっています。
荷物がある場合はトランクに預けてから乗車しましょう。

桃園国際空港へ向かうバスは、先に第1ターミナルに到着し、終点が第2ターミナルになります。
降り間違いのないように気をつけてくださいね!

今回はお昼だったこともあり、乗車率は3割程度。
快適に空港へ向かうことができました。

▼Klookでは、國光客運のお得なチケットが販売されているので要チェックです。

Klook.com

▼台北駅近くで24時間チェックイン可能なホステルはこちら!

Follow me!